Gakii's Barの肴

推理小説を読み終えて

最後の頁をめくると

原稿用紙のマスが印刷されている



「１００字書評」

感想文を書いて送れってか・・・

面白かった・・・（この一文で何が悪いと　小学校の頃は思っていた）


情景の描写が細やかで

文章にリズム感もあり読みやすく

物語も面白かった・・・が・・・

物申したいことが一点


真犯人登場が

物語の終わりの方　残り4分の1ってぇのはどうよ

暗黙の了解

いや　公然のルールとして

推理小説の犯人は

スタートから3割くらいまでには登場させなきゃならんのじゃないか

テレビの2時間サスペンスだって

２５分くらいで犯人候補が何人か登場しているはずだ

「名探偵コナン」だって　その類に漏れないぞ


誰が犯人なのかを想像するのも

読んでる方　観てる方の楽しみなのだ


まさかに批判めいたことを書いて送ることは無いが

平成6年1月30日　初版第１刷発行　とあるから

さすがに受け付けてはいないだろうね……。